空き家への対処は地域で、相続人で―対処法の検討と実行は進んでいます
隣家が空き家となって長らく誰も住んでいない…、となると、防犯上、衛生上などいろいろな問題が生じてきます。 Continue reading “空き家への対処は地域で、相続人で―対処法の検討と実行は進んでいます”
隣家が空き家となって長らく誰も住んでいない…、となると、防犯上、衛生上などいろいろな問題が生じてきます。 Continue reading “空き家への対処は地域で、相続人で―対処法の検討と実行は進んでいます”
消費者契約法は、これまでも、消費者被害の実情に応じ、改正が行われてきましたが、今回は、ピンポイントに、霊感商法やデート商法をその規制の対象にした改正が行われました。 Continue reading “デート商法、霊感商法を規制する改正消費者契約法が、本年6月15日より施行されました!”
不当な取引制限を行った企業への課徴金制度を見直すことを柱とする独占禁止法の改正案が、今国会に政府案として提出されることとなりました。改正点の骨子を見てみます。 Continue reading “独禁法の改正-課徴金制度の見直し”
遺産の前渡しに該当するようなまとまった金銭や不動産等の贈与を相続人が受けていた場合、遺産分割にあたって、これを特別受益と称し、原則として、相続開始時の価格に引き直して、相続財産に組み入れられ(これを“持戻し”といいます。)、そのうえで、相続分が計算されます。したがって、特別受益を受けた相続人の遺産分割にあたっての相続分は、その特別受益の価格分だけ減額されることになります。 Continue reading “前の遺産分割における「相続分の譲受」は、後の譲渡人の相続に際して、特別受益に該当するか”
平成31年2月19日、元配偶者の不倫相手に対して、離婚に伴う慰謝料の支払いを求めた事案で、下級審裁判所では一部認められるべきとした判断を覆し、最高裁判所(第3小法廷)は、「夫婦の一方は、他方と不貞行為に及んだ第三者に対して、特段の事情がない限り、離婚に伴う慰謝料を請求することはできないものと解するのが相当である」との判断を下しました。 Continue reading “不貞相手に「慰謝料請求」の請求はできない-最高裁初判断”
従来、会社の経営が立ち行かなくなったとき、会社については、私的整理や法的整理(破産、再生)で処理する一方、会社債務について、個人保証をしている代表者については、破産ないし再生で処理するという扱いが一般的でした。 Continue reading “経営者保証ガイドラインによる解決の手法が広がり始めている~代表者の保証債務からの解放・軽減~”
交通事故等で直接加害者側の自動車等に衝突しなくても、衝突しそうになり、これを避けるために、転倒をしたりして怪我をするということはあり、特に、バイクや自転車といった2輪車はバランスを崩しやすいので、こうした事故につながりやすいものです。さて、こうした場合に、加害者側に接触によって被った被害を賠償することが出来るでしょうか。 Continue reading “非接触事故でも、賠償請求ができますか”
女性、外国人、高齢者を取り込み、労働力の確保と経済成長を促そうと、「一億総活躍社会の実現に向けた最大のチャレンジ」と名を打って議論されていた働き方改革関連法が今年6月末の国会で成立しました。その一部は2019年4月1日から施行が予定されていますので、体制の整備が急がれます。 Continue reading “進む「働き方改革」、求められる企業・雇用主側の対応”
急速に進展している日本の高齢化。現在、高齢者の約4人に1人が認知症またはその予備軍と言われています。認知症にかかると、判断能力が衰えることで、日常生活に加え、財産管理や様々な法律行為に支障をきたすようになります。 Continue reading “成年後見制度利用促進法について”
平成30年3月30日に内閣府から「裁判手続等のIT化に向けた取りまとめ-3つのeの実現に向けて-」が公表されました。今回の取りまとめは、平成29年6月の閣議決定に基づく「未来投資戦略2017」を受けたもので、同年10月以降開催された「裁判手続等のIT化検討会」によるものです。政府主導ではありますが、法務省が関係省庁として、また最高裁がオブザーバーとして参加しました。 Continue reading “「3つのe」裁判手続のIT化の現在と未来、どこまで進む?”